中日・大野雄が完封で10勝目 64年ぶり球団新45回連続無失点
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「中日1-0DeNA」(22日、ナゴヤドーム)
中日先発の大野雄が2試合連続完封で10勝目を挙げた。カード3連勝で貯金7とした。大野雄は連続イニング無失点を45まで伸ばし、球団記録の40回1/3を64年ぶりに更新した。
四回は2死からソトに右翼ポール際への大飛球を打たれたが、わずかにファウルとなって苦笑い。八回は2死から代打梶谷に左前打を浴び、代打中井の左前打で一、三塁とされたが、代打楠本を空振り三振に仕留めた。
七回まで3安打を浴びたが、盗塁死と2併殺で1回を3人ずつの21人、残塁0で片づける安定した投球。9回6安打無失点9三振、無四球投球。初回のビシエドの犠飛による1点を守り切った。
連続イニング無失点のこれまでの球団記録は56年の大矢根博臣の40回1/3だった。プロ野球記録は58年の金田正一(国鉄)による64回1/3。
大野は9月15日の広島戦で二回から四回まで無失点。さらに同22日のヤクルト戦、同30日の阪神戦で連続完封。10月7日のヤクルト戦は6回無失点。14日の阪神戦で完封勝利を挙げて、36回連続無失点でこの日を迎えた。