日本シリーズ観客入場宣言緩和を期待 斉藤コミッショナー「できるだけの対策をして」

 日本野球機構(NPB)とJリーグが合同で立ち上げた「新型コロナウイルス対策連絡会議」が19日、開かれ、終了後の合同会見でプロ野球の斉藤惇コミッショナーが11月21日開幕の日本シリーズでの観客入場制限緩和への期待を口にした。

 政府指針では11月いっぱいまでは収容の50%が上限で「こちらの方で勝手に50%以上ということを言い出すことは、今の状況ではできない」と同コミッショナー。一方で「正直言って、見たいという方もたくさんいる。できるだけの対策をして50(%)が60(%)、70(%)、80(%)になればうれしいなと思います」と率直な思いを口にした。

 DeNAは30日からの阪神3連戦で観客を50%以上に増やしての実証実験を行う。このことに「トライアルがこういう形が出てきたという話はうれしく思います」とし「(日本シリーズでも)できるだけたくさんの方が入られるようにしたいとは思っている」と感染防止の取り組みの努力を重ねていく考えを改めて示した。

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