ソフトバンク・森 史上最速100セーブ&100ホールド ロッテに連勝で2差堅首

 「ソフトバンク3-0ロッテ」(11日、ペイペイドーム)

 3点リードの九回、ソフトバンクの守護神・森が登板した。先頭の井上に左前打を許したものの、福田秀、田村を続けて空振り三振に仕留める。最後は佐藤を148キロの真っすぐで一ゴロに打ち取り任務完了だ。今季26セーブ、プロ野球34人目の通算100セーブ、さらには史上最速の7年目で100セーブ&100ホールドを達成した。

 「ホームで達成したいとずっと思っていた。とにかくうれしい」。8月20日のロッテ戦で通算100ホールドも達成。同一シーズンで二つの大台に到達したのは史上初の快挙となった。

 チームはロッテと今季5度目の同一カード3、6連戦で初の勝ち越し。ゲーム差を2に広げた。とはいえ、直接対決はまだ6試合も残っている。「残り試合もすべて投げるつもりでいますよ」。頼もしすぎる守護神の存在が、3年ぶりのリーグ優勝を狙うチームの最強の「とりで」だ。

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