ソフトバンクが首位攻防を勝ち越す 工藤監督の執念継投が実る 天敵美馬を撃破

5回無失点で7勝目を挙げたソフトバンク・和田=ペイペイドーム
4回、本塁打を放ちポーズをとるソフトバンク・松田宣=ペイペイドーム
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 「ソフトバンク3-0ロッテ」(11日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクが快勝。首位攻防で勝ち越しを決め、2位ロッテとのゲーム差を2とした。

 工藤監督の執念の継投が実った。先発和田が5回1安打無失点と役割を果たすと、六回から小刻みにつないだ。六回は泉、嘉弥真、高橋礼をつぎ込み、七回は岩嵜を投入。八回はモイネロ、九回は森が抑え、ロッテ打線の反撃を許さなかった。森は通算100セーブとなった。

 攻撃陣は三回、中村晃の適時二塁打で先制。四回は松田宣が史上61人目の通算3000塁打を、会心の本塁打で飾った。さらに、1番周東の適時内野安打で追加点を挙げた。

 ロッテは鷹キラー美馬が7回3失点で3敗目。打線も沈黙した。

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