中日・大野雄 2冠視野!3戦連続完封逃すも6回0封 5年ぶり月間MVPに花添えた

 「中日4-1ヤクルト」(7日、ナゴヤドーム)

 ピンチを背負っても先にホームは踏ませない。2試合連続完封勝利中だった中日・大野雄が六回までツバメ打線を無失点に封じ、自身3連勝で8勝目を挙げた。

 一回は26球も要するなど苦しんだ。2番青木の安打から1死満塁のピンチ。西浦を見逃し三振、浜田はいい当たりの中飛でしのいだが「(体が)常に突っ込み気味だった」。ボールが走らず、表情を曇らせた。

 それでも二回以降は「バッテリー有利ではないカウントでも、変化球でストライクが取れた」。2安打された三回も二塁を踏ませず、その裏の味方の先制点につながる流れを作った。

 試合前には吉報が届いた。5年ぶり2度目の月間MVPを素直に喜びながらのマウンドは「バランスが最後まで悪かったのですが、何とか六回まで投げられることができました」。6回を6奪三振、無失点。9月15日の広島戦(マツダ)から続く連続無失点イニングは27に伸びた。防御率はリーグ首位の菅野へ0・18差に迫る2・07。奪三振数は121個でトップをひた走る。

 昨季の最優秀防御率に続く2年連続のタイトルへ「最後まであきらめずに頑張りたい」。これで2位・阪神とは1・5ゲーム差。エースがタイトルに近づけば、チームのAクラス入り、さらに上も見えてくる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス