ヤクルト5連敗 高津監督「初回以外チャンスがなかった」天敵大野雄に打線機能せず
「中日4-0ヤクルト」(7日、ナゴヤドーム)
ヤクルトがチーム5連敗と苦しんでいる。この日も山田哲の12号ソロで一矢報いたが、打線がつながらず。高津監督の嘆き節も止まらなかった。
またしても天敵に抑え込まれた格好だ。「このままではいけない」と足を使った作戦を立てるが、なかなか出塁さえさせてもらえず不発に。「初回以外チャンスがなかった」と大野雄の前に力及ばずだった。
初回こそ、1死満塁の好機を作るも、西浦が見逃し三振に倒れ、浜田が中飛に沈んだ。八回に山田哲が本塁打を放ち、2試合連続の完封負けは免れたが、5番以降の下位打線が無安打に終わったことに指揮官も目を向けた。
「今は5番以降が塁に出られない。上位でしか点が入らない」と現状を受け止め、9日からの広島戦(マツダ)へと前を向いた。