セ・パ両リーグは７日、「大樹生命月間ＭＶＰ」の９月度受賞選手を発表した。セの投手部門は中日・大野雄大投手、野手部門はＤｅＮＡ・梶谷隆幸外野手が、パの投手部門はオリックス・山本由伸投手が、野手部門は楽天・浅村栄斗内野手がそれぞれ選出された。

　５年ぶり２度目の受賞となった大野は月間３勝、その３勝すべてが完封と圧巻の投球を見せた。月間３完封はチームでは１９８９年の西本聖以来となった。同じく５年ぶり２度目の受賞となった梶谷は球団記録を更新する月間４２安打をマーク。打率・３７８、５本塁打と不動のリードオフマンとして打線をけん引した。

　初受賞となった山本は９月はリーグトップの４勝（１敗）を挙げ、防御率０・７３。２９日の西武戦では８回無失点で１４奪三振を奪った。自身４度目、楽天移籍後は初受賞となった浅村は９月はリーグトップの１０本塁打、リーグトップタイの２１打点をマーク。２２日のロッテ戦では３発を放つなど、中軸としての存在感を示した。

　受賞選手には記念盾とトロフィー、賞金３０万円が贈られる。