明徳義塾が55分で4強進出 馬淵監督も納得の内容「ここ何年間で一番」
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「秋季高校野球高知大会・準々決勝、明徳義塾10-0中村」(27日、春野運動公園野球場)
明徳義塾が55分の速攻劇で4強進出を決めた。
初回1死二塁で、主将の米崎薫暉内野手(くんが、2年)が先制適時打を放つと、加藤愛己捕手(2年)、畑中仁太投手(2年)も続き、いきなり4点を奪う。その後も手を緩めることなく、5つの犠打を決めるなど隙のない攻撃で10点を積み上げた。
1時間を切り、内容も伴う勝利に、馬淵史郎監督も「ここでヒットが欲しいところで打てて、送りたいところで送れた。ここ何年かで一番楽だった」と、満足げ。一方で「こういうときは次の試合がこわい。(準決勝まで)2週間あるので締め直します」と、表情を引き締めた。
投げても先発・畑中が「打線に乗せられた」と、5回をわずか43球で無失点に抑える快投。初戦の高知商戦ではエースナンバーを背負う代木大和投手(2年)が完封。強力な投手陣で頂点を狙う。