日本ハム・上原が今季初勝利!7回2失点好投 栗山監督「成長も内容もある投球」

 「西武2-12日本ハム」(24日、メットライフドーム)

 試合後の表情は晴れやかだった。日本ハム・上原が今季4度目の登板で待望の初勝利を挙げた。これまで見放されていた打線の大量得点にも恵まれ、「もうちょっと早く欲しかったですね」。マイクを持ったヒーローは冗舌だった。

 「僕の一番大事な場面だった」

 そう振り返るのが三回。1死一、二塁から外崎を併殺コースの内野ゴロに打ち取るも、遊撃・平沼のエラーで失点。「(自分が)崩れると、内野手も責任を感じる。どうしても抑えないといけなかった」とその後、満塁から栗山、メヒアを立て続けにフォークで空振り三振に切り、最少失点で踏ん張った。

 7回5安打2失点(自責1)の好投を見せた左腕に、栗山監督も「成長も内容もある投球。素晴らしかった」と称賛していた。

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