池田、無念の逆転サヨナラ負け 指揮官「何かが足りなかった」
「秋季高校野球徳島大会・2回戦、阿南光10-9池田」(22日、鳴門オロナミンC球場)
池田が最終回に試合をひっくり返され、無念のサヨナラ負けを喫した。
八回1死満塁からの3連打で逆転し、1点差で迎えた九回裏。1死一、三塁から阿南光の井上隼人捕手(1年)を三塁ゴロに打ち取ったが、捕手が送球をそらす間に同点。続く岡川涼弥内野手(2年)にサヨナラ打を中前に運ばれた。
試合後、井上力監督は「なんとも言えないですね」と第一声。「辛抱しきれなかったというか、決して我々に力がなかったということではないと思う。何かが足りなかった。これから克服していきたい」と、厳しい表情で語った。
夏の県大会で142キロを記録している篠原颯斗投手(2年)は2番手で登板。NPB5球団のスカウトも視察に訪れる中、この日も最速140キロを記録したが、四回に打ち込まれるなど3回1/35失点(自責4)。悔しい秋となった。