履正社が夏の甲子園優勝旗返還 父見つめる中、関本主将スピーチ

 優勝旗を返還する履正社・関本主将(撮影・飯室逸平)
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 「全国高校野球選手権大会 優勝旗返還式」が19日、甲子園球場で行われ、「第101回全国高校野球選手権大会」で優勝した履正社が参加した。例年、夏の甲子園大会の開会式で実施されているが、今夏の選手権大会が中止となったため、特例で実施された。

 この日は保護者ら以外に約620人の無料招待客も集まった中、入場行進に始まり昨夏の大会のダイジェスト映像も流された。その後、今夏まで主将を務めた履正社・関本勇輔捕手(3年)が元阪神の父・賢太郎氏もスタンドから見つめる中で「来年はこの状況が少しでも良くなり全国の高校生の大会が開催されることを願っています」とスピーチした。

 履正社・岡田龍生監督(59)はスピーチについて「あれだけのこと覚えられるんやなと」と成長を称えたが、関本は「(練習は)100回はやりました。でも途中で忘れました。そこから考えました」と振り返った。すでにプロ志望届を提出したことには「お父さんも高卒で(プロに)入って、僕も高卒で入ることにこだわってます」と力を込めていた。

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