プロ注目の立命大・有村が10K完封「小さな頃からの夢」栄枝とともにプロ志望届提出へ

 「関西学生野球、立命大11-0京大」(19日、南港中央野球場)

 今秋のドラフト候補で最速151キロ右腕の立命大・有村大誠投手(4年・秀岳館)が京大戦に先発し、9回を4安打10奪三振に抑える圧巻の投球を披露。大学入学後2度目となる完封勝利を挙げ、「インコースに全球種決まっていた。自分のリズムで投げることができました」と笑顔を見せた。

 初回、1死一塁から2者連続三振を奪う立ち上がりを見せると、三回から六回までは毎回を三者凡退に。9点リードの七回にこの日初めての三塁走者を背負ったが、キレのある直球にスライダーやカットボールなどの多彩な変化球を織り交ぜ、得点は許さなかった。

 最終回は「さすがに完封を意識しました。疲れはあったんですが、この回で最後だと思って力が入った」と気合を入れ直し、鮮やかな3者連続三振で試合を締めた。

 またこの日、同じくドラフト候補の栄枝裕貴捕手(4年・高知)と共に、近日中にプロ志望届を提出することを明言。「プロに行って活躍するというのが小さい頃からの夢ですが、意識しすぎると空回りしてしまうので…あまり意識しすぎず、いまは学生最後のリーグ戦を楽しみたいです」と語った有村。プロ入りを勝ち取るためにも、まずは目の前のリーグ戦に全集中を注ぐ。

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