巨人9月初の連敗 さかおか復帰も2戦連続の完封負け 戸郷ワースト6失点の炎上

6回巨人無死一塁、巨人・坂本勇人(6)がにゴロに倒れ、厳しい表情で戦況を見つめる巨人・原辰徳監督(左)=横浜スタジアム(撮影・高石航平)
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 「DeNA6-0巨人」(18日、横浜スタジアム)

 巨人が2戦連続で大敗を喫し、9月初の連敗を喫した。

 坂本、岡本、パーラがスタメン復帰したが今季初めて2戦連続の完封負け。先発の戸郷は5回を自己ワーストの6失点で4敗目を喫した。

 原監督の表情が回を追うごとに険しくなった。主軸が復帰した打線がDeNA・井納に凡打を重ね、五回まで2安打。六回は四球をきっかけに2死三塁としたが、パーラが二ゴロに倒れた。3番パーラは3三振。チームはわずか3安打と沈黙した。

 先発の戸郷もピリッとしなかった。二回、倉本に右前2点適時打を打たれて先制点を献上。三回にはオースティンに右中間席へ3ランを浴びた。五回にも梶谷に一発を浴び、リードを広げられた。戸郷は「流れを変えるような投球をしたいと思ってマウンドに上がりました。三回の本塁打を防ぐことができればもっといい試合にできたと思うので悔しいです」とコメントした。

 前夜も先発のサンチェスが序盤に崩れ、最終的に0-11。原監督は「こういうゲームは2度とやってはいけないゲーム。やりたくないゲーム」と怒りをにじませていたが、2戦連続でらしさを欠いた試合となった。

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