楽天・下妻3年ぶりスタメンマスクも惜敗「もっと練習しないと」

 7回、降板する楽天・塩見(17)と下妻(中央)=楽天生命パーク
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 「楽天1-2日本ハム」(14日、楽天生命パーク宮城)

 楽天・下妻貴寛捕手(26)が、3年ぶりのスタメンマスク。先発・塩見貴洋投手(32)を好リードも、惜敗に悔しさをにじませた。

 「緊張はそんなになかった」と、この日は「8番・捕手」で17年10月5日・ロッテ戦以来の先発出場。塩見とのバッテリーで「カーブというすごくいいボールを持っているので、緩急をピンチの時でもなくさないように意識した」と話し、塩見の好投を引き出した。

 だが、両チーム無得点の四回1死から、日本ハム・近藤に左翼への一発を浴び先制を許す。さらに1点を追う五回1死一、二塁の好機で打席が回るも、日本ハム先発・バーヘイゲンが投じた初球のスライダーを狙いながら左飛に倒れた。「狙っていたボールが来て1球で仕留められないのは、自分の力不足」と悔しさを表した。

 18年オフに戦力外通告を受けて育成契約となり、今年2月に支配下登録に復帰した下妻。正捕手争いに加わるために「やはり1軍の投手から安打を打たないといけないと思うので、もっと練習しないと」と課題を口にしていた。

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