巨人・原監督1067勝!球団最多 また坂本弾花添えた M点灯は最短13日

 「巨人2-1ヤクルト」(11日、東京ドーム)

 慣れ親しんだ東京ドームの景色も、この日ばかりは少し違う。逆転勝ちで5連勝を飾った試合後、巨人・原監督の目は真っ赤に充血していた。球団歴代1位で並んでいた川上哲治氏を超える監督通算1067勝目。記念セレモニーでは、特別な思いが込み上げてきた。

 「数字を見ると、先輩として燦然(さんぜん)と輝く野球の神様、川上監督を一つ超えられたというんでしょうか。信じられない気持ちでいっぱいです」

 節目の1勝を届けてくれたのはやはり、孝行息子の坂本だった。1-1で迎えた八回1死。清水の初球を右翼席に運ぶ決勝の15号ソロ。「昔は私が育てたけど、今は彼に育ててもらってるなと」。1066勝目を手にした9日・中日戦でも、主将は3打席連続本塁打で花を添えてくれた。

 監督就任以来、絶対にぶれない「実力至上主義」という信念。「このチームは巨人軍。“個人軍”ではないと」。その中でチームの和を大切にしてきた。

 この日は元ヤンキース監督のジョー・トーリ氏、ソフトバンク・王貞治会長、長嶋茂雄終身名誉監督からの祝福メッセージがビジョンで映し出された。「心の中の宝物にしてさらに明日より精進、挑戦していきたいと思います」。最短で13日にも連覇へのマジック38が点灯する。これからも一つずつ、白星を積み重ねていく。

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