ヤクルト7点差追い付いた 村上2打点で50打点到達

 「広島10-10ヤクルト」(9日、マツダスタジアム)

 漂う大敗ムードの中でも、ヤクルトナインは誰一人として諦めていなかった。勝敗を背負う主砲・村上が一振りで希望の光をともす。この日2打点で、今季50打点に到達。最大7点ビハインドの試合を追いつき、引き分けに持ち込んだ。

 これが打線の底力だ。七回に山田哲の3ラン、村上のソロアーチで作ったビックイニング。中軸が連弾で競演し、点差は一気に3点まで縮まった。さらに八回は広岡、村上、塩見と若手のタイムリーでついに同点。試合を振り出しに戻した。

 「走者をかえすことだけ考えて打席に入りました。いい形になってよかったです」

 村上がナインの思いを代弁する。一戦必勝を合言葉に突き進むチーム。簡単には終わらない。残り52試合、最後まで意地を見せる。

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