日本ハム・栗山監督 ロッテ戦3戦3敗の上沢に「ナオのせいじゃない」

 力投する上沢(撮影・開出牧)
 1回、マーティン(右後方)に先制の右越えソロを打たれた上沢(撮影・開出牧)
 4回、西川の右前打で二塁からホームに滑り込むがタッチアウトとなり悔しがる大田(左)=撮影・開出牧
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 「ロッテ3-2日本ハム」(8日、ZOZOマリンスタジアム)

 日本ハム先発の上沢直之投手は7回4安打3失点(自責2)で、ロッテに対し今季3戦3敗となった。

 苦手としているマーティン1人に、やられる形となった。初回に先制の20号ソロを被弾すると、1点リードの五回2死満塁では、中前への逆転の2点適時打を許した。

 この日を含め、今季マーティンとは対戦成績は9打数5安打(本塁打3)と分が悪い。「いろんな球、いろんな配球でいろいろなことをやったけど、なかなか結果が出ないなと思った」と対策も奏功せず、浮かない表情だった。

 栗山監督は「何とかしてあげたかった。(上沢)ナオのせいじゃない。それよりも点を取らないといけない試合だった」と力投した右腕をねぎらいつつ、つながりの欠いた打線を敗因に挙げた。

 チームとしては2連敗で借金2。5位の西武には0・5ゲーム差に迫られた。指揮官は「勝たないといけないので、しっかりやります」と話した。

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