独立リーグのルートインBCリーグ埼玉に所属する田沢純一投手が8日、横浜市内で取材に応じ、7日に日本野球機構(NPB)と12球団が「田沢ルール」の撤廃を決めたことに「いろいろな方に感謝したい」と喜んだ。
「田沢ルール」はドラフト指名を拒否して外国のプロリーグでプレーした選手と一定期間、NPBの球団が契約できないことを定めた12球団の申し合わせ。自身が2008年にメジャー挑戦を表明したことをきっかけに生まれたルールだっただけに「後に続く選手が出てきたとき、障害にならなくなったことがうれしい」と話した。
自身も今秋のドラフト会議で指名される可能性が出てきた。