DeNA投壊…5点リード守れず痛恨ドロー ラミ監督「すごく長い試合だった」

 「広島12-12DeNA」(4日、マツダスタジアム)

 あと1死が奪えなかった。両チーム計33安打の乱打戦は痛恨のドロー。DeNA・ラミレス監督は開口一番、「間違いなく言えることはすごく長い試合だった」とジョークを飛ばしたが、表情は険しかった。

 投手陣が踏ん張れなかった。5点のリードをもらった先発の井納は四回に追いつかれて降板。五回に勝ち越したが、山崎、石田、三嶋が失点を重ね、リードを吐き出した。

 この日もブルペン陣はフル稼働。「それぞれ、選手は結構な試合数を投げている。ただ、こういう試合はいかざるを得ない」と指揮官。一方で「昨日も実は2桁安打。だんだんよくなっている」と打線の上向き気配に手応えを感じる。投打をかみ合わせ、何とか連敗を止めたい。

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