巨人・戸郷 Wワースト10安打5失点 虎キラー沈んだ…チーム連勝5でストップ

 「阪神5-4巨人」(4日、甲子園球場)

 KOされてマウンドを降りた巨人・戸郷が、肩を落としてベンチへと下がった。8月5日の初登板から2戦2勝、防御率0・66と抑え込んできた阪神相手に3度目の対戦で初黒星を喫した。5回2/3でともに自己ワーストとなる10安打5失点を許した。

 「調子自体は悪くなかったのですが、球威を意識し過ぎてその分、コースが甘くなってしまいました」と反省した。

 詰めの甘さが命取りとなった。二回、1失点後の1死一、三塁。投手の西勇を簡単に追い込んだが、不用意にストライクを取りにいった3球目の直球を一塁前へ転がされ、セーフティースクイズを決められた。六回にも無死二塁から代走の江越に無警戒で三盗を決められ、ここから3点を失った。

 高卒2年目右腕は8月の4戦4勝を含め、今季7勝とローテを支えてきた。チームの連勝は5で止まったが原監督は「よい糧、教材として、自分を見つめ直してやるということですね」と若武者に次回以降の奮起を促した。

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