「日本ハム４－０楽天」（３日、札幌ドーム）

　楽天・松井裕樹投手（２４）が、自らの失策も絡む７回４失点で今季２敗目を喫した。

　初回無死一塁から、けん制悪送球で一走・大田が三塁へ進み大きな危機を背負うと、１死後、西川に左中間への適時二塁打を浴びて先制を許し、続く中田にも左越えの適時打を打たれた。

　松井は「自分の技術不足。あれ（悪送球）があったことでリズムが悪くなって、そのまま引きずって投げてしまった」と猛省。「落ち着いて投球ができるようになった」と四回以降は無安打に抑えるも、序盤の失点が重くのしかかった。

　打線も今季最少の１安打に抑えられ、完封負け。４カード連続の負け越しとなったが、三木監督は「ミスが出るとこうなる。完全に向こうの流れになった」と立ち上がりの失点を悔やんでいた。