今秋ドラフト候補の中大・五十幡が快足生かして好守!打撃では日体大・森撃ち
「オープン戦、日体大4-4中大」(31日、日体大グラウンド)
今秋ドラフト候補の中大・五十幡亮汰外野手(4年・佐野日大)が手動で50メートル走5秒6の快足を守備で生かした。先頭打者の打球が右中間を襲った九回の守備。「1歩目を大事にしているので。うまく蹴られた」と中堅から加速し、ランニングキャッチ。長打コースの当たりを好捕し、投手を助けた。
バットでは「しっかり振れている」といずれも引っ張り、2安打をマークした。同じく今秋ドラフト候補の日体大・森博人投手(4年・豊川)から五回2死一、二塁の場面で右前適時打。送球間に二塁へ進むなど隙を見逃さなかった。
コロナ禍による個人調整期間では、「スピードを落とさないように」と約30メートルの短い距離でダッシュを繰り返した。最大の武器は衰えずに、攻守で随所に光る。この日もソフトバンクなど3球団スカウトが視察。スピードスターは「やり切ることだけだと思っている」と15日開幕の大学ラストシーズンを見据える。