中日・与田監督 自力V消滅…投手陣崩壊12失点、ベテランの奮起求む
「巨人12-3中日」(29日、東京ドーム)
中日は投手陣が崩れ、自力優勝の可能性があっけなく消滅した。登板した全4投手が得点を許し、計12失点。与田監督は「このところ先発投手がやられる状況が続いている。先に点を取られると打者も焦りが出てくる」と悔しさをにじませた。
ロドリゲスは巨人戦に3度目の先発だった。過去2戦はともに6回以上を投げて2失点以内に抑え込んでいたが、この日は二回に5点を失った。投手の今村に153キロの速球をはじき返されるなど3本の適時打を浴び「二回が全て。ボールが荒れてしまい、コントロールすることができなかった」とうなだれた。
42歳の山井も七回から4番手として登板したが、途中出場の若手野手陣に打ち込まれて2回4失点。与田監督は「ベテランの力が必要になってくる」と奮起を求めた。