注目の近江・土田や中京大中京・中山らが躍動 プロ志望高校生合同練習会の初日終了
「プロ志望高校生合同練習会」(29日、甲子園球場)
プロを志望する高校生たちの合同練習会が29日、甲子園球場でスタートし、西日本エリアでは77人が参加。初日はA班とB班に分かれ、それぞれフリー打撃やシートノックを行い、スタンドに集結したスカウト陣へのアピールを行った。
中でも、プロ注目の近江・土田龍空内野手や中京大中京・中山礼都内野手が存在感を示した。土田はフリー打撃に木製バットで挑み、ライナー性の低い当たりを連発。シートノックでは遊撃の位置につき、得意の守備で軽快な動きを見せた。だが、「今日は全然満足するプレーができなかったので非常に悔しいです」とすぐさま反省。「あしたはシート打撃でアピールできれば」と気持ちを切り替えた。
中京大中京・中山も木製バットで参加し、広角に鋭い打球を飛ばした。また、シートノックでは土田とともに遊撃を守り、華麗なボールさばきを披露。「自分の考えたとおり思い切ってプレーできた。今日の反省をしながら、あしたの実戦形式で自分のプレーができたらいい」と意気込んだ。
西日本エリアは30日で終了。東日本エリアは9月5日、6日に東京ドームで行われる。