「西武３－４日本ハム」（２５日、ペイペイドーム）　

　待ちに待った本来の姿を見せた。左足の打撲から１カ月ぶりに１軍に昇格した日本ハム・ビヤヌエバが「７番・三塁」でスタメン出場。いきなり足とバットで躍動した。

　１点リードの二回に、高橋光から左翼線への二塁打で出塁すると、清水の犠打で三塁に進み、中島の４球目。「思い切りスタートを切った」と激走を見せスクイズで生還した。「追加点を取れてよかった」と自らが起点となった１点に胸を張った。

　六回にも左中間フェンス直撃の二塁打をマークし、チームの３連勝に貢献。栗山監督も「頼もしかったね、よい感じです」と目を細めた。８月１２日以来の貯金２。より上位を狙う上で、欠かせないピースが埋まりそうだ。