巨人・原監督 「サカマルオカ」奮起せよ! 広島に今季初のカード3連敗で危機感
巨人の原辰徳監督(62)が24日、帰京前の広島空港で不調の「サカマルオカ」に奮起しろ!と猛ゲキを飛ばした。前カードは最下位の広島に今季初の同一カード3連敗。連敗脱出のキーマンに坂本、丸、岡本の名を挙げてハッパをかけた。
打者としての格、実績からして、こんなものじゃないだろ!と言わんばかりに原監督は3人の成績に不満を漏らす。前日23日の広島戦では11試合ぶりに「奮起せいや!ということを込めて」と、2番から「サカマルオカ」の並びで打線を組んだが、1得点と機能しなかった。
「今年は3人ともにいいという時がないよね。やっぱり3人がやらないといかんよ。彼らが引っ張られてはダメ。引っ張らないといけない」。
リーグ制覇した昨年の同試合数消化時点で、坂本はリーグ3位の・338、丸も9位の・311と高打率を維持していたが、今年の坂本は規定打席到達者31人中29位の打率・227、丸も22位の・257と本調子とは程遠い。6月絶好調だった岡本も19位の・264まで下がっており、投手陣頼みの現状を打破したい。
打順について「明日になってみないと分からない」と原監督。「サカマルオカ」を継続するためにも、3人そろっての復調を願っている。