「オリックス５－２西武」（２２日、京セラドーム大阪）

　オリックスのジョーンズが先制＆中押しとなる来日初の２打席連続本塁打。先発の張奕は５回５安打無失点、６三振を奪う好投で今季初勝利。７月２１日～２５日までの引き分けを挟んでの４連勝以来となる、８月になって初の連勝を飾った。

　中嶋監督代行は就任２連勝。２軍監督時代から見てきた張については「肘の調子がちょっと悪くて出遅れたんですけど、順調に来てやっと戦力となってくれた」と目を細めた。

　打ちあぐんできた西武・内海から２打席連続本塁打を放ったジョーンズに関しては「効果的どころじゃない。最高の結果です」と感謝しきりだった。

　強調したのは八回、無死一、二塁の場面で４番・中川が二ゴロ併殺に倒れたあとの２死三塁で小田が適時二塁打を放ったシーン。「（小田に）助けてもらったと思います。中川も助けてもらったと思います」と振り返った。

　１カ月ぶりの３連勝がかかる次戦に向けて「やるのはぼくじゃないので、選手に頑張ってもらいます」とけむに巻いた指揮官。続いて、「明るくなりましたね？」と問われると「前はちょっと分からなかったので、すいません」と配慮も見せた。