巨人 30勝一番乗り!阪神を3戦連続完封、戸郷が自己最多の11Kで6勝目

 「巨人2-0阪神」(20日、東京ドーム)

 巨人は阪神打線を盤石の継投で完璧に封じた。95年以来となる阪神戦3試合連続完封勝利。原監督は「勝負の世界でそういうこともあるでしょうけど、投手を中心とした守りというのがよかったと思います」と投手陣全体を称え、喜びをかみ締めた。

 先発陣の安定感があってこそだ。3戦目。高卒2年目の戸郷が初回から安定感抜群の投球。6回2/3を3安打無失点、自己最多11三振を奪う力投で6勝目を挙げた。初戦は菅野が1-0完封を飾り、指揮官は「最初に一人で投げきったというのが大きかった」と振り返る。エースが先陣を切り、後輩も続いた。戸郷は「菅野さんも連勝続きで、僕も近づいていけるのはうれしい。いい流れにのっていけました」と納得の表情で振り返った。

 中継ぎ陣の働きも見逃せない。七回2死一、三塁のピンチで登板した高梨は代打・福留に四球を与えたが、次の代打・中谷を三振に仕留めて無失点で抑え、移籍後13試合連続無失点。中川が八回を抑え、最後はデラロサが締めて5セーブ目だ。

 宮本投手チーフコーチは「先発、中継ぎ陣が刺激しあっているのがいい」と言う。阪神戦は今季東京ドームで負けなしの6連勝。貯金は最多の13となり、両リーグ一番乗りで30勝に到達した。

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