「大阪桐蔭VS東海大相模」聖地で初対戦 甲子園交流試合【最終日の見どころ】

 2020年甲子園高校野球交流試合は17日に最終日、3試合が行われる。各カードの見どころを紹介する。

 【第1試合】大阪桐蔭(大阪)-東海大相模(神奈川)

 ともに甲子園常連の強豪が初めて聖地で激突する。大阪桐蔭は高校通算30発の西野力矢内野手(3年)が打線を引っ張り、投手陣は最速154キロ右腕・関戸康介投手、最速150キロ左腕・松浦慶斗投手の2年生コンビが元気だ。

 東海大相模は西川僚祐外野手、山村崇嘉内野手、鵜沼魁斗外野手(いずれも3年)の高校通算100発超トリオを筆頭に強力打線で挑む。コロナ禍による自粛期間明けからは木製バットで練習。大舞台で成果を発揮できるか。

 【第2試合】智弁和歌山(和歌山)-尽誠学園(香川)

 智弁和歌山はエース右腕の小林樹斗投手(3年)が今夏の和歌山独自大会で自己最速を152キロまで更新させた。バックネット裏のNPBスカウトからの評価もうなぎ上り。主将で主軸の細川凌平内野手(3年)とともにプロへ最後のアピールを狙う。

 尽誠学園はオリックスや巨人で活躍した谷佳知氏のおいっ子にあたる福島武颯士(むさし)外野手(3年)に注目だ。今夏の香川代替大会準決勝では公式戦1号となる満塁本塁打。勢いをつけ、強豪に挑む。

 【第3試合】白樺学園(北海道)-山梨学院(山梨)

 白樺学園は今秋ドラフト候補の片山楽生(らいく)投手(3年)が大黒柱だ。最速148キロ右腕で左の好打者としてもチームをけん引。今夏の北北海道代替大会で1回戦敗退の悔しさをぶつける。

 山梨学院は1年夏からマスクをかぶる栗田勇雅捕手(3年)が攻守の中心を担う。180センチの大型ショート・小吹悠人内野手(3年)らを含め、センターラインには好選手ぞろい。大トリのゲームを勝利で飾りたい。

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