ノーノー達成のヤクルト・小川、意識は「五回から」 ウイニングボールは自分に

ノーヒットノーランを達成しスコアボードの前でガッツポーズの小川(撮影・金田祐二)
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 「DeNA0-9ヤクルト」(15日、横浜スタジアム)

 ヤクルト・小川泰弘投手(30)がプロ野球史上82人目93度目となるノーヒットノーランの大記録を達成した。昨年9月の中日・大野雄以来の快挙。ヤクルトの投手としては2006年のガトームソン以来、8人目(9度目)となった。

 試合後の小川の一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -どんな気持ち。

 「前回悔しいピッチングをしていたので、何とかやり返したいという気持ちでした。キャッチャーの西田が強気のリードをしてくれたので、自分も強気でストレートを投げ込めました。野手の皆さんが沢山点を取ってくれたので乗っていくことができました」

 -チームも連敗中でかなりの気持ちを持ってマウンドに上がった。

 「5連敗中で苦しい心境でしたし、苦しい毎日でしたけど…。何とか気持ちで前に出るという思いは忘れずにマウンドに立てたと思うので、いい結果につながったと思います」

 -ノーヒットノーランはどのあたりから意識した。

 「まあ五回ぐらいに…。まあ、そんなに簡単にいかないというのは分かってたので、集中力だけは持って。バッターに向かっていく姿勢だけ、テンポ良くということを意識していました」

 -マウンド上は暑さもかなりあったと思うが。

 「本当に暑かったですけど、スタンドに集まってくれたファンの皆さんのためにもいいピッチングができてよかったと思います」

 -ウイングボールはどうしますか。

 「ウイニングボールは取っておくよりは人に上げることの方が多いんですけど、初めてのことなので自分で持っていたいなと思います」

 -今後はどんなピッチングをしていきたい。

 「今日のピッチングをいいきっかけとしてチームとしても乗っていきたいですし、強気で押すピッチングをどんどん見せていきたい」

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