履正社VS星稜 甲子園交流試合【第4日の見どころ】

 2020年甲子園高校野球交流試合は15日に第4日、3試合が行われる。各カードの見どころを紹介する。

 【第1試合】履正社(大阪)-星稜(石川)

 昨夏の甲子園決勝のカードが実現。履正社は大阪の代替大会決勝で大阪桐蔭を下して優勝を決めており、勢いに乗っている。プロ志望の小深田大地内野手(3年)、内星龍投手(3年)、元阪神の関本賢太郎氏を父に持つ主将の関本勇輔捕手(3年)の3人や、昨夏の決勝でも登板した岩崎峻典投手(3年)らが中心となる。星稜は昨夏の4番で、プロ志望の内山壮真捕手(3年)が主将としてチームをけん引。リベンジを狙う。

 【第2試合】磐城(福島)-国士舘(東京)

 磐城は春のセンバツに、21世紀枠で46年ぶり3度目の出場だった。県内屈指の進学校で、エースの沖政宗投手(3年)を中心に守りからリズムを作って勝機をつかみたい。また、センバツが開催されていれば指揮をとっていた木村保前監督が、「特例」でノッカーとして参加するところも注目となる。国士舘は昨秋の都大会優勝の原動力となったエースの中西健登投手(3年)が成長。昨春を経験している選手も多く、打線にも厚みがある。

 【第3試合】仙台育英(宮城)-倉敷商(岡山)

 仙台育英は打線が強力。プロ注目の遊撃手の入江大樹内野手(3年)を始め、主将の田中祥都内野手(3年)、宮本拓実外野手(3年)らが中心となり強力打線を形成。昨夏の甲子園を経験している最速149キロ左腕の笹倉世凪内野手(2年)も、登板機会があれば注目だ。倉敷商は昨秋の中国大会で優勝。今夏の岡山の代替大会でも優勝を果たした。主将の原田将多内野手(3年)が打線の中心で、小技も絡めながら得点を重ねていく。

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