オリックス・張奕、今季初先発は5回3失点 逆転許すも柳田斬り
「ソフトバンク-オリックス」(13日、ペイペイドーム)
オリックス・張奕は今季初先発。初回は2四球などで1死一、二塁のピンチを迎えるが、栗原を右飛、明石を三邪飛に打ち取る。
二回は先頭の今宮に139キロを本塁打にされ同点に追いつかれる。さらに2死一塁から周東に右中間三塁打で勝ち越しを許した。
三回は佐野の美技などもあり三者凡退。
四回も1死からバレンティンに二塁打を許すが、後続を斬った。
五回は周東を一ゴロ、柳田をフォークで空振り三振と2死までこぎ着けるが、そこから3連打で追加点を許した。
結局、5回を投げ87球、6安打、2三振、3四球で3失点。
逆転を許した投球だったが、試合前に警戒をしていた柳田に対して2打席目にはこの日のMAX150キロを内角高めに決め空振り三振。五回にはフォークで空振り三振と3打数無安打に封じ込めた。
「最初は久しぶりの1軍のマウンドということもあって少し緊張していました。落ち着かない立ち上がりになってしまいましたが、三回以降はフォームのバランスも良くなってきましたし、自分らしいピッチングができていたと思います。しかし2イニング目の初球にホームランを打たれてしまったことなど、勝負所のピッチングは反省して次に活かしていきたいと思います」
張奕は昨年11月のプレミア12で台湾代表として参加。投手3冠王に輝いた。