ヤクルトが初回3点 2点適時打の西浦は「結果を出したかった」7月18日以来の打点

1回ヤクルト無死一、二塁、左越えに先制二塁打を放つヤクルト・青木宣親=東京ドーム(撮影・西岡正)
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 「巨人-ヤクルト」(13日、東京ドーム)

 昨夜4位に転落した高津ヤクルトの、逆襲が始まった。主力の山田哲がついに昇格。巨人先発のメルセデスから、二塁打3本で一気に先制攻撃をしかけた。

 まずは坂口が11打席ぶりの安打となる左中間への二塁打でチャンスメーク。2番・山田哲はストレートの四球を選んだ。無死一、二塁で、主将の青木が期待に応える。低めのスライダーにうまく反応すると、左翼への適時二塁打に。その後1死二、三塁で5番・西浦が7月18日以来、約1カ月ぶりの打点を記録する2点適時二塁打を放った。

 球団広報を通して、西浦は「スタメンのチャンスをいただいたので、結果を出したかった。いい集中力で打席に立つことができました」と指揮官の期待に応える一打に胸をなで下ろすと、先制打を放った青木は「連敗中なので、とにかく先に点を取ってチームをいい流れにしたかった」とコメントした。

 昨夜は先発・菅野を打ち崩すことができず、今季2度目の3連敗を喫し、再び借金生活となった。苦しいチーム状況の中で、山田哲も帰ってきた。チーム一丸となって、まずは連敗をストップさせたい。

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