「ソフトバンク-オリックス」(12日、ペイペイドーム)
ソフトバンクが9番スタメンの松田宣浩内野手の2点適時打で均衡を破った。
両チーム無得点で迎えた五回裏だ。先頭の5番川島が左翼線二塁打でチャンスメイク。その後、2死二、三塁として松田宣がオリックス田嶋が投じた初球の145キロ直球を左翼前へ弾き返した。
この一打で何とか打率を2割台に戻したものの今季は打撃不振に苦しんでいる。今季本塁打は2発のみ。7月11日を最後に快音から遠ざかっている。ここ2試合は9番打者での出場だ。窮地に立たされているベテランが、意地を見せた。