甲子園交流試合いよいよ開幕!今大会の注目選手は…

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になった今春のセンバツに選出された32校を招待して開催される「2020年甲子園高校野球交流試合」が10日、甲子園で開幕する。コロナ禍では、今夏の全国選手権大会とその出場権を懸けた地方大会も中止になっている。各校1試合限定という異例の形式ながら、コロナ禍に見舞われた高校球児たちが夢舞台の土を踏む。

  ◇  ◇

 中京大中京・高橋宏斗投手(3年)や明石商・中森俊介投手(3年)、来田涼斗外野手(3年)といった昨秋から評価が高く実績十分な選手だけでなく、全国の逸材がコロナ禍を乗り越えて聖地での一戦に臨む。

 投手では、智弁和歌山・小林樹斗投手(3年)の成長が著しい。今夏の和歌山代替大会では最速を152キロまで更新。NPBスカウト陣を驚かせた。高崎健康福祉大高崎・下慎之介投手(3年)は昨秋から体重が5キロアップし、球にも力強さが増した。最速148キロ右腕の大分商・川瀬堅斗投手(3年)は今夏の大分代替大会で初戦敗退した悔しさを大舞台でぶつける。

 野手では、花咲徳栄・井上朋也内野手(3年)の長打力に磨きがかかっている。3日の練習試合で高校通算50号に到達し、甲子園での初アーチに期待が高まる。東海大相模・山村崇嘉内野手(3年)は最後の夏に一塁から遊撃に転向。履正社・小深田大地内野手(3年)は今夏の大阪大会で打撃好調と勢いに乗っている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス