DeNA・佐野、ライアン撃破弾!ラミレス監督も絶賛「アンビリーバボー」
「ヤクルト4-5DeNA」(8日、神宮球場)
ハマの4番が小川との12球の攻防を制した。2-2の五回2死二塁。DeNA・佐野は粘りに粘って仕留められるボールを待った。フルカウントから6球連続ファウルの後の12球目を振り抜き、バックスクリーンに運んだ。「粘りながら、集中して打つことができました」。大きな拍手を浴び、声も弾んだ。
現役時代、380発を放ったラミレス監督も「アンビリーバボー」と称賛した。「多くの打者はあそこでコンタクトを意識する。だが、彼の場合は正しいアプローチをしていた。下半身の基礎ができていて上(半身)の出方もいい。すべての球でやっていたので、ああいう形でホームランを呼び込めたのかな」
今季1号から16戦7発。好調を維持する秘蔵っ子の殊勲弾で2位浮上。首位巨人とのゲーム差を「3」に縮めた。