ヤクルト・青木、攻守に奮闘 先制適時打に「よかったです」ファインプレーも魅せた
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「ヤクルト-広島」(6日、神宮球場)
4連敗中とチームが苦しいときこそ、頼りになるのが主将・青木の存在だった。守ってよし、打ってよしで際だつプレーを披露した。
初回は広島先発のK・ジョンソンから1番・坂口が中前打を放つと、塩見が初球を犠打に成功。勢いづく応援の中で、青木が捉えたのは2球目だった。146キロのツーシームを中前へ。7月25日以来の打点となる適時打で幸先良く先制点を奪い、「連敗中なので、先手先手でとにかく先に点を取ることを考えて打席に入りました。先制することができてよかったです」とコメントした。
初回の大ピンチを救ったのも、左翼青木だった。先発高橋の制球が定まらず、安打と2四死球で1死満塁。この局面で松山を迎えた。直球をはじき返されると、打球は左翼へ。これを青木がスライディングキャッチで好捕すると、すぐさま内野へと転送した。三走の堂林を生還させない懸命のプレー。立ち上がりを「0」で守り、先の「1」点を奪った。