巨人・菅野、球団史上初!2度目開幕投手から6連勝 打球直撃も7回2失点

 「阪神2-7巨人」(4日、甲子園球場)

 痛みに耐えて、勝利を呼び込んだ。これぞ巨人のエース菅野だ。直球は最速154キロをマークし、7回を2失点。プロ2年目だった14年以来となる開幕投手からの6連勝を飾った。2度目の達成は球団史上初の快挙。「自分一人では達成できない。自分だけの力じゃないので(仲間に)感謝したい」と謙虚に喜びをかみ締めた。

 エースはチーム全体のことを考える。今季は登板2試合目から大城とバッテリーを組む。自ら東海大の後輩をリードする菅野。六回にはマウンドで大城を叱咤(しった)するシーンもあったが「智之(菅野)と組んで大城は成長している」と宮本投手チーフコーチも感謝する。

 アクシデントを乗り越えた。3-2の七回、先頭・梅野の打球が右のすね付近に直撃した。トレーナーに抱えられベンチ裏で治療。テーピングをして、再びマウンドへは小走りで戻り、後続を抑えて七回を投げ切った。「最低でも7回は投げないといけない。責任だけは果たさないと」と自覚を示した。今季初の甲子園有観客試合で力投し、甲子園通算10勝目を挙げた。

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