巨人・畠が危険球退場 広島・会沢に頭部死球 会沢は出場を続ける

頭部に死球を受け倒れる広島・会沢=東京ドーム(撮影・堀内翔)
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 「巨人-広島」(31日、東京ドーム)

 巨人・畠世周投手が危険球退場となった。

 勝ち投手の権利のかかった五回、先頭松山を遊ゴロに抑えたが、続く会沢への1ストライクからの2球目。高めの直球が会沢の頭部を直撃し、会沢は頭を抱えて倒れ込んだ。ただ、すぐに立ち上がり、歩いてベンチへ向かった。

 その後、会沢はグラウンドに歩いて登場し、一塁走者として出場を続けた。巨人の2番手は鍵谷が登板した。

 今季、危険球退場は両リーグ通じて3人目。畠は今季初登板で勝ち投手の権利獲得まで、あとアウト2つだった。

 今季は春季キャンプ中に発症した右肩周辺肉離れから復活し今季初登板。伸びのある直球を中心に三回を投げ終えるまでパーフェクトに抑えていた。四回に味方が逆転した直後のイニングのアクシデントで、先発として17年9月17日のDeNA戦以来の勝ち星はお預けに。会沢に頭を下げた後、険しい表情でベンチへと下がった。

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