巨人・菅野、松坂超え19度目完封 23イニング連続無失点11Kでチームは7連勝!

 「中日0-4巨人」(21日、ナゴヤドーム)

 巨人・菅野が“平成の怪物”を超えた。3日・中日戦に続き今季2度目、通算19度目の完封勝利でリーグトップタイの4勝目をゲット。18度で並んでいた西武・松坂を抜き、現役選手単独2位に浮上した。

 いきなり初回に無死一、二塁のピンチを招いたが、後続のクリーンアップをシャットアウト。狙われていても「投げていかないといけない球種なので」と話す宝刀スライダーで竜打線を寄せつけず、二回以降もスコアボードに0を刻み続けた。

 散発3安打、1四球11奪三振で今季自己最多135球の熱投。右腕は「卓三(大城)といいコンビネーションを組めているので、徐々に形になりつつあるかなと思います」と女房役の奮闘も忘れない。6月26日・ヤクルト戦の六回に5点を奪われて以来、現在23イニング連続無失点中だ。

 原監督は「内容的にも良かったですね」と菅野を評する一方、今後に向けて「まだまだだよ」とさらなる進化を促した。22日に62歳の誕生日を迎える指揮官。甥(おい)っ子から贈られた“前祝い星”を弾みにし、さらにチームを加速させる。

 今季最長更新の7連勝で貯金は10。原監督は「また新たに。日々新たなり」と表情を引き締め直した。エースが抑え、4番が打つ-。勢いは止まらない。

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