巨人・菅野、伯父への感謝星 セ界トップタイ3勝目 

 「広島2-7巨人」(14日、マツダスタジアム)

 額に汗を光らせ、懸命に右腕を振る。巨人先発の菅野が、5回4安打無失点でヤクルト・小川に並ぶリーグトップタイの3勝目を挙げた。伯父の原監督へ、甥(おい)っ子が届けた節目の1勝。試合後に喜びを分かち合った。

 「やっぱりそういう運命を感じながら今日は投げられましたし、そういうのに携われて本当にうれしいです」

 毎回走者を背負う苦しい投球。それでも「結果的にゼロで抑えられた」と得点を与えず、踏ん張り切った。五回終了時点で球数109球。「正直いっぱいいっぱいの部分はありました」と全力を振り絞り、仕事を終えた。

 長嶋終身名誉監督を超える監督通算1035勝目を手にした指揮官。試合後に選手と勝利のタッチをする際、エースの後ろに付いて一言、二言メッセージを送った。特別な縁で結ばれる2人。まだまだ物語に続きはある。

 菅野は「仕切り直しの1週間でいいスタートが全員で切れた」と胸を張った。目標はリーグ連覇、そして日本一奪還。原監督と歓喜の美酒を味わうため、死力を尽くして戦う。

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