福岡大大濠・山下 最速151キロで猛アピ 11球団スカウトが視察

 「高校野球福岡大会・予選リーグK、福岡大大濠8-5春日」(19日、春日高グラウンド)

 九回、福岡大大濠のエース・山下舜平大投手(3年)がマウンドに上がると、11球団約20人のスカウトが一斉にスピードガンとビデオカメラを構えた。188センチの長身からほぼ直球だけを投げ込み、二ゴロ、左飛、捕邪飛で試合を締めた。この日の最速は151キロだったが「ちょっと力が入りすぎてしまった。全然満足いく投球じゃなかった」と反省の言葉が先に出た。

 昨秋に大阪桐蔭との交流試合で12三振を奪い、ドラフト上位候補に浮上。6月21日の練習試合で背中の痛みを感じて4球で緊急降板し、しばらく投球を休んだ。投球練習再開は3日前だった。

 「変化球がまだうまく決まらないので、直球中心にいきました」と苦心の投球を明かした。次は決勝トーナメントが待つ。「次からはバチバチ、マックスでいけるよう調整したい」。エースの本領発揮はこれからだ。

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