常総ダブルエースが自己最速更新 一條147キロ、菊地の152キロにライバル心

 「高校野球茨城大会・2回戦、常総学院6-0取手二」(19日、J:COMスタジアム土浦)

 常総学院のダブルエース、菊地竜雅投手(3年)と一條力真投手(3年)が初戦となった取手二戦でそろって自己最速を記録した。

 菊地は九回2死一塁で登板、自己最速を2キロ上回る152キロを計測、二ゴロで試合を締めた。「指のかかりが良く(捕手の)中山が、クイックじゃなくていいよのジェスチャーをしたので狙って投げました」。先発で7回を1安打無四球無失点の一條も自己最速の147キロ。「竜雅が152キロを出したので自分もこの夏に出す気持ちでいきたい」とライバル心を見せた。

 180センチ超の両右腕はプロの評価も高いが、ともに進学希望。佐々木力監督(54)は「今年は進学する子も多いと聞いている。2人を含めて4年後のドラフトは豊作になるのでは」と成長を期待した。

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