巨人・高田と楽天・高梨がトレード 異例!短期間&同一球団同士で2度目
巨人・高田萌生投手(22)と楽天・高梨雄平投手(28)とのトレードが14日、両球団から発表された。左の中継ぎが手薄な巨人と、先発投手を強化したい楽天の補強ポイントが合致した。6月25日に池田駿投手とゼラス・ウィーラー外野手とのトレードが成立したばかりで、短期間の内に同一球団同士で2度のトレード成立は異例のケースだ。
即戦力の中継ぎ左腕を獲得した巨人の大塚球団副代表は「最初から過密日程になり、中継ぎ陣に負担が多くなる。(補強を)慌ててやるより、今やった方がいい」と説明。高田には将来のエース候補として期待していたが、原監督と「生かす道があるなら探した方がいいんじゃないかと」という意見で一致し、本人のためにも活躍の場を与える道を選択したことを明かした。
一方、楽天の石井GMは高田について「(進学していれば)大学4年生の年。仮に今年のドラフトにかかったら1、2位で消える逸材」と将来性、伸びしろを高く評価。「ローテに入れるようにサポートしていきたい」と話した。