中日ドラ1石川昂 21世紀生まれ初安打!昇格即、プロ初打席で二塁打放った

 「中日2-7広島」(12日、ナゴヤドーム)

 黄金ルーキーが輝かしい第一歩を踏み出した。中日のドラフト1位の石川昂(東邦)が昇格即「7番・三塁」でスタメン出場し、プロ初打席で左翼線二塁打。12球団の高卒新人で最速デビューを果たし、21世紀生まれのプロ野球選手で最初に安打をマークした。

 前日11日に高橋が左太もも裏を負傷して巡ってきたチャンス。記念すべき第1打席で結果を出した。「真っすぐを打とうと思っていて、ためられました。ファウルになるかな、と思って走っていました」。カウント1-1からの3球目。低め131キロチェンジアップに粘り腰を見せて引っ張り込んだ。

 自身の前年にドラフト1位指名された根尾よりも先にプロ初ヒットをマークした。「何でも負けたくないので良かったです」。世間のネーミングは「ゆとり世代」や「さとり世代」であったとしても、欲を出して戦う。

 2打席目以降は3三振。「コントロールもキレも(2軍とは)違いました。次からはポイントを前にしようと思います」と改善策も口にした。

 幼少期は両親に手を引っ張られ、観戦に訪れ、憧れ続けた本拠地でのデビュー戦。「久しぶりにあんな大きい歓声を聞いたので、尻込みしました。一本出てホッとしました。疲れました」。強心臓の19歳も人の子だった。

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