有観客試合初日は史上3度目3本のサヨナラ本塁打 全て1点差に2万633人酔いしれる

 9回、サヨナラ3ランを放ち、ヘルメットを放り投げながら生還するロドリゲス(撮影・高部洋祐)
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 新型コロナウイルス感染の影響で無観客試合が続いていたプロ野球は10日から人数を制限しながら有観客試合を開始した。5試合(1試合中止)で2万633人の観客を集めたが、昨年に続く史上3度目の3試合がサヨナラ本塁打で勝負が決まるという劇的な戦いとなった。また全ての試合が1点差という熱戦だった。

 最も劇的だったのは4000人の観衆が見守った京セラドーム大阪だ。2点を追うオリックスは土壇場の九回、ロドリゲスが4号逆転サヨナラ3ランを放ち4-3で日本ハムを下した。

 1839人のペイペイドームではソフトバンク・柳田が延長十回に7号サヨナラソロを放ち2-1で楽天を下した。4958人を集めたナゴヤドームでは中日・ビシエドが延長十回に7号サヨナラソロを放ち広島を3-2で破った。

 4891人を集めたZOZOマリンスタジアムでは、西武が八回に栗山が2号同点2ラン、九回には勝ち越しの押し出し四球で7-6の熱戦でロッテを下した。雨の甲子園では五回表コールドゲームとなったが、4945人が3-2で阪神がDeNAに逃げ切る試合を見つめた。

 ほっともっとフィールド神戸の巨人-ヤクルト戦は雨天中止となった。

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