楽天・塩見「ダメなら2軍」背水の7回1失点、今季初勝利

 「ソフトバンク1-9楽天」(9日、ペイペイドーム)

 背水のマウンドで楽天・塩見が意地の投球を見せた。1点リードの初回こそ2死三塁から川島に同点適時打を許すが、二回以降は緩急を生かして散発の2安打に抑える内容。7回を4安打1失点で今季初勝利を手にした。

 「(捕手の)足立がうまく緩急を使ってくれた。あとは本当に腕を振って低めに丁寧に投げられた」と塩見。開幕から2試合連続でKO。前日にも「ダメなら2軍です」と悲壮な決意を示していた中で結果を残した。

 要因は今季初コンビとなった足立の配球と、フォーム修正だ。登板前日まで2日連続でブルペン投球を行いフォームを修正。「下半身に意識を置いたら腕が振れてきた。試合の中で出せたのは僕の中では大きい」と話した。

 「何かを変えないといけない」と1月の自主トレから持病の腰痛予防のために股関節を強化するトレーニングを徹底。試行錯誤の末の1勝だが「まだ負けが先行している。次が大事」と安どの様子はない。目標とする自身初の2桁勝利へ、まず一歩を踏み出した。

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