DeNAオースティン2ラン「日本はストライクから入って次ボール」ラミ監督の金言効いた
「広島1-5DeNA」(9日、マツダスタジアム)
DeNA・オースティンが6月26日・阪神戦(横浜)以来となる3号2ランを左翼席へ運んだ。
1点リードの八回、ソトの適時打で1点を追加し、なおも1死一塁。中崎の134キロシュートを豪快に捉えた。「打った瞬間、本塁打になると思いました。最近ボール球に手を出すことが多かったので、ストライクゾーンに来たボールをしっかり振り抜くことを心掛けました」と手応えをにじませた。
試合前には10分ほど、ラミレス監督からの指導を受けていた。コースの説明なのか、ホームベースをバットで刺して身ぶり手ぶりの熱血指導。指揮官は「しっかりストライクを振ることが重要。今はストライクを見逃して、ボール球を振ってしまっている。日本の野球はストライクから入って、次ボールということが多い」と復調のポイントを説明していた。
初回は左前打、四回は左翼への二塁打を放ち6月27日・阪神戦(横浜)以来となる猛打賞。長打を量産していた一時期の勢いは失っていた助っ人が、この日をきっかけに再び暴れ出す。