プロ野球&Jリーグ 7・10有観客予定通り開催!東京都感染拡大も方針変えず

 プロ野球とJリーグが合同で設立した新型コロナウイルス対策連絡会議が6日、オンラインで開かれ、現在の政府指針に沿う形で10日から有観客開催を実施する方向を確認した。東京都で感染者が5日連続で100人を超えるなど、感染再拡大の兆候を示しており、会議では専門家チームが感染状況について評価。会議後、Jリーグの村井満チェアマンと会見に臨んだプロ野球の斉藤惇コミッショナー(80)は「ベストを尽くし、感染者が出ないように努力していきます」と話した。

 当初から予定していた有観客実施日まで4日。専門家チームとの協議を経て、プロ野球とJリーグはともに10日から5000人を上限とする開催を最終確認した。斉藤コミッショナーは「いよいよ今週末からはお客さまを入れた開催となる」とし、「感染者が絶対に出ないように努力していきたい」と力を込めた。

 感染状況は刻一刻と変わっている。東京都では5日連続で感染者が100人を超え、第2波が懸念される。この日の会議では、専門家チームからの分析も示され、愛知医科大の三鴨廣繁教授は「(注意喚起され始めた)この10日から2週間ぐらいで、少しは落ち着くのではと思う」と見解を示した。

 政府の指針に変更がなければ、8月1日からは上限を5000人から収容人数の半分まで引き上げる。「(収容の)50%を入れる予定でいるのは、その通りです」(斉藤コミッショナー)と、方針に変更はない。ただ、同教授は「私見」とした上で、注意喚起の効果が見えてくる20日前後を最終判断のメドとすべきと指摘。今後の動向も、注意深く見守っていく。

 有観客試合開催に際し、専門家チームは厚労省が提供する接触確認アプリ「COCOA」の導入を推奨。また、有観客開催のガイドラインには時差退場の施策が記述されているといい、観客の感染防止対策も進んでいる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス