プロ野球 PCR検査コスト削減へ研究 複数人の検体をまとめて検査する案
プロ野球は22日、臨時の12球団代表者会議を開き、7月10日から観客を入れて公式戦を挙行する方針を決めた。政府指針では段階的に観客を入れることが容認されており、同日からは最大5000人か収容人員の50%が目安となっている。斉藤惇コミッショナー(80)は内閣府から方針への了解を得ていることを明かし「よほどのことがない限りやっていこう、準備していこうということ」と話した。
斉藤コミッショナーは12球団代表者会議後の会見で、新たなPCR検査の方法を研究していく考えを示した。今後は1カ月に1回のPCR検査実施を予定しているが、「お金が掛かるので、どうやってコストを抑えながらやるかを検討していく」と説明した。
専門家チームからは、複数人の唾液から取った検体をまとめて検査する方法も提案され「時間的に7月には間に合わないが、先生方から1つの方法としてお話をいただいた。今から研究を始めるということ」とした。